優しさを間違えると都合のいい人になる

「優しい男はモテる」はい、正解です。
 
重たい荷物は持ってやる、道路側を歩く、こんなのは常識。
 
でもね、「優しさ」の本質は、

「何があってもお前を守る」という気持ちから出る自然な態度だと思います。
 
「この人といると安心する」と思ってもらうのが優しさの提供なのです。
 
男女の関係を進めるってのは、

あくまで共同作業なわけで、何でもかんでも、

きっちり二等分に出来るわけがないのです。

だから、彼女の言うことを全部聞いてあげるのは間違い。

それは「媚び」。 「媚び」つづけても、優しさは伝わりません。

せいぜい、都合のいい男として利用されますよ。

とくに夜の世界はね。

ごくたまに、彼女に悪気はなくても、常識に外れたことをしたり、

人に対して適切な配慮が出来なかったりしたら、どうするだろうか？
 
そこを「なあなあ」で済ませてしまうのがよくない。
 
別に、怒る必要はない。

その日のうちにわからせる必要もない。

理論的に負かす必要もない。

「ちょっと違うんじゃないの？」と自分の意見を伝えるのは大切なことだと思います。
 
そんなこと言うと「嫌われる」と思うかもしれない。
 
でも、真剣に相手と向き合うってのは、

うわべだけの世界がほとんどのキャバクラでは稀なことなのです。

それを「うざい」と思っている女とは、

とっととさよならした方が、結局は自分のためにもなります。
 
筋や道理が通っていれば、意見を言っても納得してくれる。
 
いいことをすれば「褒める」。

よくないことをすれば「注意する」。

それで、ケンカになることもあるかもしれない。
 
でもそれって、普通に付き合ってるカップルにはありがちじゃないの？

心のやりとりが出来なければ、男女関係が進むわけはないのです。